従業員の仕事に対する充実度や
顧客満足度へ対する意識を上げる
にはどうしたらいいんだろう?
お悩み
事例紹介
店舗の売り上げは順調に伸びている状況。
売り上げに応じて店舗数も増やしてはいるが、
肝心の「従業員」がネックになっている。
店舗の組織化もままならず、アルバイトを含め従業員が
育っていく環境がなかなか作りにくい。
従業員の教育次第では今以上の
売り上げアップが見込めるだけに、
ここでつまづくと先が思いやられる。いったいどうすべきだろうか…

このクライアントは、tobira企画とコンサルティング契約中でした。
ブランディング戦略の方向性がまとまり、
インナープロモーション戦略を強化していこうとしていた段階で社内の問題点が表面化。
全従業員を集めた総会の開催を控えていた為、
会社の方針をまとめてクレド設計を発表することをご提案しました。
企業活動の拠り所としての
価値観や行動規範を表す
クレドとは?
- クレドとは?
- クレド(CREDO)は、「信条」「志」を意味するラテン語です。
企業活動の拠り所としての価値観や行動規範を表すものとして、従来型の「企業理念」や「行動指針」を分かりやすく咀嚼し、実際の行動や考え方へと落とし込むことで社員はもとより、パートや取引業者にまで浸透させていく一連のプロセスです。
- なぜクレドが必要なのか?
-
1他社との
差別化市場が成熟し、競争が激化するにつれて、消費者の要求は厳しくなり、商品や価格で差別化することが困難になります。モノがあふれ、物質に恵まれた時代に、差別化の鍵となるのは精神的な支柱であり、そのよりどころとなるのが「クレド」なのです。
2「よりよい企業」
への指針企業倫理が問われる事件が相次ぐ昨今、SNSの普及もあって、不祥事はまたたく間に拡散されていきます。クレドを制定することで、企業の目指す方向性や存在意義を見直し、全社員の力でよりよい企業を作る取り組みを強化させます。
- クレドを浸透させるには?
-
1目的の
整理企業方針や経営理念が実際の企業活動に活かされていない、という反省があった場合、まずはその理念を組織の内外に浸透させ、現場に下ろしてくることが目的となります。クレドの浸透は社員のマインドセットやモチベーションの向上にも役立ちます。
2クレドの
ツール化クレドの浸透に用いられるものとして、「クレドカード」が挙げられます。クレドの書かれたカードを各社員が常時携行し、事あるごとにミーティングなどで繰り返し参照・共有することで、全社員にクレドをインプットさせ、よりよい企業文化を醸成させていきます。
- クレド確立のポイント
- クレドを確立させ、導入した企業の中には、十数年以上連続して増収・成長を続けることができ、かつ社員の働きがい向上も促進することができたという例があります。
従来型の「売上・コスト重視経営」企業に比べ、仕事に対する充実度や顧客満足度へ対する意識、スタッフ同士の情報交換の機会が短期間のうちに1.2倍程度上昇するという結果も出ています。